2014年11月26日

全国選抜の応援

私の甥の学校は全国でもテニスでは強豪校として有名です。

姉が近所に住んでいて、父母会の経理をしており、自動車を持っているという事もあって応援の度に私まで駆り出されます。

まあ、甥の活躍を見るのが楽しみなのでいいのですが...。

毎年春の全国選抜には必ず出場していて、応援団、応援グッズもたくさん用意してあります。

大きな大会の団体戦では必ず高校名の入った大きな横断幕をフェンスに縛って応援するのが恒例です。

しかし、長い歴史の中一度だけ、それが使われなかったことがあります。

それは、2011年度の全国選抜のときです。甥も出場するので遠い海外から(私は海外駐在してました。)飛行機に乗り、色鮮やかな開会式やお祭りムードの試合を楽しみに博多を訪れました。

しかし、まさにその10日ほど前にあの記憶に新しい東日本大震災が起こってしまったのです。

大会主催者側もどうしてよいのかわからず、中止か開催かをずいぶん迷ったようでしたが、1年間この大会のために努力してきた選手たちのことを考えて、あえて開催することになりました。

しかし、とにかくとてつもない災害のため沢山の死者や行方不明者が出ている中でのテニス大会をするというのは、すべての人達の心に引っかかっていました。

被災した東北地方の高校も自分たちのできることを精いっぱいやろうということで2校出場しました。

そして、哀悼の意を示すという意味で応援は一切禁止、開会式のイベントも自粛、そしてどこの高校も横断幕を使うことが禁止されました。

試合は最後まで行われましたが、私が見た中では異色の地味で質素な大会となった思い出があります。
posted by ya!ya!ya! at 00:00| イベント